スキップしてメイン コンテンツに移動

【IK Multimedia】iRig Keys I/O 49を使う




去年のことですが、MIDIキーボードのiRig Keys I/O 49を買いました。
なのでちょっとレビューをしてみたいと思います。




○これまでに使ったMIDIキーボード
まずはこれを知って置いてもらわなければいけませんね。
これまでに使ったMIDIキーボードは、

1,nanoKEY2 / KORG
2,iRig Keys / IK Multimedia
3,Keystation 32 mini / M-AUDIO

このように、小さなキーボードばかりです。
他に触った経験といえば楽器屋やハードオフなどの中古店で試しにいくつか触った程度。



○iRig Keys I/Oの特徴
とりあえずざっくり並べます。

1,オーディオIF付き
2,キーボード+パッド+ノブのMIDIコントローラー
3,ピッチベンド、モジュレーション、その他コントロール部分はタッチパネル
4,キーボード部分はライトウェイト、なのにすごく感触が良い
5,パッドは叩いた強さによって色が変わる
6,音源やソフトウェアがたっぷり付属
7,トータルで省スペース

こんなところでしょうか。
それでは1つずつ解説。


1,オーディオIF付き
まあそのまんま、このiRig Keys I/Oが出る際のもっとも大きな売りの部分です。
でこのオーディオIF部分ですがASIOドライバーは「ASIO4ALL」を使用します。

レイテンシーですが、私のメイン オーディオIFであるローランドUA-S10と比べてみましょう。
Cubase Pro 9で、プロジェクト設定は48000Hz、32bit float、オーディオIFはサンプル数64samplesです。

まずはローランドUA-S10


そしてiRig Keys I/O 49(ASIO4ALL使用)



専用のドライバー付きのオーディオIFと比べるとやはり負けてしまいます。
しかし、相当にリアルタイム性を重視しない限りそれほど深刻になるほどの差では無いのではないでしょうか。


前ブログから私を知られている方はご存知かと思いますが、私は非常に出張が多く、そして出張先に長期滞在することが多い出張族です(最近比較的改善されました)。

私としてはこのオーディオIF機能に期待したのですが、なんと49鍵を買ったためにスーツケースに入らず、出張先に持っていくのは難儀です、まだ一度も持っていってません。


2,キーボード+パッド+ノブのMIDIコントローラー
まあ・・・そのまんまのことなのですが、これまでキーボードのみの小型MIDIキーボード、もしくはノブが1つだけのMIDIキーボードを使ってきたのでこの辺りは新鮮。

パッドが付いている、というのも今回これを購入する1つの要因になっています。
私にとって省スペースは重要だけど指ドラムしたいじゃん!!!


3,ピッチベンド、モジュレーション、その他コントロール部分はタッチパネル
これは動画で見てもらいましょう。

このようにタッチパネルになっています。
最初は慣れませんが、やはりこういうのは慣れで何とかなりますね。
メリットとしては省スペースなMIDIキーボードになることと、タッチパネルだとホイールでは不可能な跳躍が出来ます。


あと以外なのではノブもタッチパネル?軽く押せるスイッチ式?みたいになっています。
パラメーターを表示する7セグは1つなのでノブを回さないと数値がわからないのかと思いきや、ノブを軽く押すだけでそのノブにアサインされているパラメーターの現在値が表示されます、これは良い。





4,キーボード部分はライトウェイト、なのにすごく感触が良い
なんかわからないですが、打鍵の感触がすっっっごい良いです。
ライトウェイトなのに。。。

以前中古屋でYAMAHAのDX7(かDX7Ⅱのどっちか)を触ったことがありますが、あの頃からセミウェイトの虜・・・
そしてYAMAHAのrefaceシリーズが出たときに触ってみて、ミニ鍵盤でのセミウェイトでしたがやはりYAMAHAのセミウェイトっていいな・・・
このiRig Keys I/O 49を買う前の他のMIDIキーボードも含めどれを買うか検討をしていた頃、セミウェイトのMIDIキーボードばかり探していました。

そんな私ですが、このiRig Keys I/O 49の発表を聞いて、まずはセミウェイトを考えずにオーディオIF機能に惹かれて購入。
なのですが届いて触ってみたらびっくり!!!
それはそれは驚くほど打鍵の感触がよかったのです。

なにこれ不思議・・・今ではセミウェイトなんていらんかったんや!!!
と思っちゃってます。


5,パッドは叩いた強さによって色が変わる
パッドはこうだ!


青(弱)→紫(中)→赤(強)、のように色が変化します。
この色の変化、実はCubaseのMIDIノートのベロシティの色とかなり似ているのです(だからなんだ)


6,音源やソフトウェアがたっぷり付属
まあ、IK製品ならお約束なんですがね、それはそれは色々付いています。



付属ソフトウェアは、
・SampleTank 3(フルバージョン)
・Miloslav Philharmonic 2 CE
・Syntronik Pro-V
・T-RackS 4 Deluxe
・Ableton Live Lite

・iOS用SampleTank 3(フルバージョン)
・iOS用Miloslav Philharmonic 2 CE
・iOS用Syntronik

あと何故か
・Studio One Prime
が公式でアナウンスされてました。
個人的にこっちはこのキーボード付属のプラグインを(課金しないと)読み込めないので微妙かな、と。

気をつけてほしいのは、Miloslav Philharmonic 2 CEはmac/PC版とiOS版ともに49鍵の方にしか付属していないことです。

相変わらずの太っ腹ですが、このiRig Keys I/O 49に対しては特にそうです。
もしT-RackS 4 DeluxeではなくT-RackS 5 Deluxeだったら、飛び跳ねて喜んでその勢いで土下寝をしてお礼を言うところでした。
因みにサポートに問い合わせましたが、今後5に変わる可能性はあるが今は4とのこと、まあ数年は無いでしょうね。


7,トータルで省スペース
まじで。
49鍵のキーボードとしては、このサイズってかなり少なくないですか。
やはりタッチパネル式にした部分は大きいでしょうね。
そのおかげで高さもかなり抑えられていると思います。

スーツケースには入らなかったけどな!!!
(公式でトラベルバッグを買いましょう)



○惜しい点
少なくはありますが、やはり改善して欲しい点はあります。

1,起動時の出力バグ(現在は解決されてるかも?)
2,もっと小型化出来ないのか

これも順番に行きましょう。


1,起動時の出力バグ(現在は解決されてるかも?)
実際に使用中、というかPC起動時に起こったのですが、一番最初音が鳴りませんでした。
PC側の設定は全部良いしUSB接続なのになんでだろー?と思いつつ色々触っていたところ、突然音が鳴るようになりました。
しかし、その後も起動時には音がならず・・・

でもっと色々触っていると、原因はわかりませんでしたが解決方法を見つけました。

「起動後にVOLUMEノブを動かすと直る」

でした。

2018/4/1現在ファームウェアのアップデート版が出されておりついさっきアップデートしたのですが、確認してみたら再発しました。
もし同じ現象が起こる場合はVOLUMEノブを弄るを試してみてください、起動してiRig I/Oの「ALT」を押した後、一番左のノブです。


2,もっと小型化出来ないのか
恐らくこんなことを言うのは私のような出張族か、頻繁に外へiRig I/Oを持って出る人くらいですよねw
上記のように49鍵ではスーツケースに入りません。
これが入ると非常に嬉しいです。

iRig 37のようにミニ鍵、37鍵になると確実に入るかと思います。
もしくは(恐らく世界初の)49鍵のミニ鍵盤、を作ってくれるとスーツケースに入るかと。
でもパッドやノブはいっぱい欲しい、という欲張り(「・ω・)「

iRig Keys I/O 25を買えって話しですねw



○まとめ
総合すると非常に満足しております。
私の感覚でいうと、
・MIDIキーボードとしての機能を十分に満たし
・ノブやパッドが付き
・キーボードのタッチ感が非常に良い感じ
・しかもオーディオIFまで付いてる
・ソフトも充実しまくり

と言ったところ。

iRig Keys I/Oの売りとして、これさえあればDTMが出来る、というのがあります。
本当にその通りで、MIDIキーボードを買えばオーディオIF付いてるわ、音源色々付いてるわ、プラグインエフェクトいっぱい付いてる、DAWまで付いてるわ・・・
これ一つ買えばmac/PCに繋げてすぐにDTMが出来る、iPhoneやiPadに繋げて演奏が出来る。

mac/PCやスピーカー/ヘッドホン買わないといけない、ってのはおおめに見てね!


私のような出張族にはどちらかと言うと25のほうをオススメするかなー、と思います。
私は一応日本に入れる時間が長くなるように去年から異動したので・・・


ではでは、現在私の中で最高に使えるMIDIキーボードのレビューでした(=゚ω゚)ノ

コメント

このブログの人気の投稿

【移行記事】スタンディングデスクでDTMをしよう!

この記事はFC2の方で書いた記事を、こっちのブログへ移行したものです。





今回、DTMデスクや椅子論争に一石を投じたいと思っております。
まさしくタイトル通り、


「スタンディングデスクでDTM」


です。
以前からツイッターでは何度かツイートをしておりました。


DTM用デスクには大きく分けて2つの派閥があります。

1:普通にデスクで椅子に座る派
2:コタツ派

私はここに新たな派閥「スタンディングデスク派」を作りたいと思っております。


私が現在自宅でDTMをしている机はこちら。
写真クリックで大きな画像で見ることが出来ます。

全体



机上面



立ったとき



だいたいこんな感じの高さ、位置関係になります。
今はだいぶしょぼいですが、およそ半年後には大幅にアップグレードする計画があります。


寸法としては今のところこんな感じ。

高さ寸法


床面⇔机上段(PCを置く面):約1015mm
床面⇔机下段(MIDIキーボードを置く面):約925mm


スタンディングデスクでDTMをやることのメリットとデメリットの大きな部分は以下のように感じています。


○メリット
1、立ち姿勢で行うことで集中力アップ
2、リアルタイムレコーディング時のノリアップ
3、腰への負担減
4、高価な椅子不要
5、高さ調節が容易



メリット1:立ち姿勢で行うことで集中力アップ
スタンディングデスクでの作業全般で言われていることですし、実際にやってみて感じました。
集中力が強制的に上がります。

ではどんなところで集中力が上がるのか、それはツイッターみたいな余計なところを長々と見ること無く作業を始めるためです。
なぜそのようなことが可能なのか、それはデメリットである「立ち作業のため疲れやすい」があるため本当にすぐに作業に取り掛かります。
私も他の環境で椅子に座ってDTMをやることは多々ありますが、本当にツイッターを見たりセール情報、無料プラグイン情報収集を初めて制作が始まらないことが多いこと多いこと。

スタンディングでは疲れるまでという、ある意味強制的に時間が区切られるため、すぐに制作を始めるようになります。


メリット2:リアルタイムレコーディング時のノリアップ
立っていると座っているときよりも体が動かしやすいです。
色んな姿勢にも出来ます。
演奏しているときに思うままに動けるのです、つまり体全体でノリやすい。
実際にリアルタイムレコ…

【2018/03/17版】気付いたら挿さっているプラグイン

最近この手の記事見ないですね。
ってことを思ったので書いてみようと思います(=゚ω゚)ノ


過去のこのシリーズは旧ブログにて。
【DTMプラグイン】気付けばそこに挿さっているプラグイン【2016/12/11版】
【DTMプラグイン】気付けばそこに挿さっているプラグイン【2015/12/16版】



では本題へ。


○EQ部門

MEqualizer / Melda Production


これ、やっぱり強いですよ。
GUIが変わってほーーーーんのちょっとだけマシな見た目になりましたが使い勝手は変わらず。
フリーで使えるのにあまりにも多機能。


フリーで使えるプラグインEQとしては最強クラスでは。


Equalizer V4 / Tone Boosters


バージョンアップしてEQ単体で購入しなければいけなくなりました。
しかしそれでも安い。
オマケにダイナミックEQの機能が追加されています。
最近はMEqualizerからこっちへ移行してきています。
使い勝手抜群です。


Dengerous BAX EQ / Plugin Alliance


主にハイパス、ローパス、ハイシェルフ、ローシェルフをする場合はこれを使います。
音が痩せにくい、効いてないように聴こえて効いてるという魔法のような処理をやってくれます。
これはもう無くてはならないレベルのEQ。



○コンプレッサー

MCompressoer / Melda Production


もうMeldaの虜です。
これもフリーのコンプなのですが、非常に使い勝手が良い。
ただ、最近はカスタムシェイプを利用したゲートが上手く動かないのに不満を感じてます。
それを差し引いても、これもフリーのコンプでは最強クラスと思います。


MTurboComp / Melda Production


本当にMeldaばっかりですみませんね・・・
こっちは大体バストラックに挿してます。
大体「バチコーン!」な音にしてくれるので楽しいです。
Editを押すとMCompressorを超えるバケモノ級変態コンプです、その辺りは全く使いこなせません。


Vertigo VSC-2 / Plugin Alliance


最近またこいつの活躍が多くなりました。
ピークをバチバチ潰したいとき、マニュアルでもオススメされている2段挿しです。
とりあえずこいつを挿してピークを押さえ、2段目に違うコンプを挿し…